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5月12〜25日 前田病院でまず驚いたのが、初診申込書に「新谷先生の『胃腸は治る』を読んだことがあるか」との質問欄があり、チェックボックスまでついていたこと。こりゃ〜、まずいところに来ちゃったかな〜、と思ったもののとりあえずあまり気にしないことにした。 最初に診ていただいたA先生はとっても親切な先生。触診もうまい。三井記念病院では器具を使って肛門の中をあれこれ覗いていたけど、この先生は触診だけ。ちょっと不安だけど、専門医だからツボを得た診断をしているのだろう。この日の結論は、「肛門周囲膿瘍の疑いが一番強いが、典型的な症状では無いから他の疾患の疑いも捨てきれない」とのこと。さらに、「例え肛門周囲膿瘍だとしても、腫れが小さくて切る場所を特定しづらい」とのこと。とりあえず抗生物質の投与を続けてみて、進展を見てみましょう、ということになった。 ちなみに、もし治療することになったら、2回の手術が必要になるとのこと。2回!!と思わず絶叫しまったが、肛門周囲膿瘍を痔ろう化させる手術(1週間程度の入院)と痔ろうを根治させる手術(2週間程度の入院)。ふらふらふら〜っとなりつつも、治療の方針も、手術の方法もちょっとの説明だけだったけどやはり専門科であることの説得力があった。 もっと面白いことに、前田院長の『痔はラクに治せる!』と言う本を頂いたこと。本を貰える病院は初めてだなぁ。 とりあえず肛門周囲膿瘍を調べるためと、その他に疾患がないかどうかCTスキャンと超音波検査を受けた。前田病院はMRIやCTを自前で持っているため、結果がすぐ出てくる。普通なら結果が上がってきて報告を受けるのに再受診が必要だけど、ここでは即日結果が出て、先生が診断してくれる。これは助かる。結果はやはり超音波で見る限りそれ(肛門周囲膿瘍)らしい影が見られた。CTのほうは何も写っていなかったが、その他の疾患も見当たらなかったため、ひと安心。ちなみに、これらの検査は高い! この日は1万3千円弱掛かってしまった。思わず桁を読み違えたかと思った。ま、公の病院じゃないからかなぁ〜、なんてちょっと思ったりして。 さて、2者の診断が出たわけだけど、まだどちらに掛かるか決めかねている。三井記念は総合病院としての評判と安心感がある。しかし(ちょっと雰囲気は独特だけど)専門科を持つ、痔の治療では評判が高い前田病院か。今のところは前田病院の方に軍配が上がっているが、三井記念にもう一度だけ行って、あちらの見解を確認することにした。 この時点ではまだ両者とも抗生物質で「治そう」としている。ここが一番悩んだ。肛門周囲膿瘍であるならば、手術しか治療方法はないはずだから。三井記念では痔ろう(肛門周囲膿瘍)であると言い切っているのに対して前田では他の可能性も捨てきれないとしているところが相違のポイントかな。三井記念のほうは、言い切っているのに抗生物質で先延ばししているのが気になった。 前回の受診から1週間経って、三井記念病院に行ってみた。この時点ではお尻の腫れは引いてきていて、痛みもほとんどなくなっていた。ただ、このときに診てもらった先生が前回と違う。総合病院だから致し方ないのであろうが、なんとなく不安になってくる。入院治療することになれば主治医が固定されるのであろうが、それまでの経緯をちゃんと知っている先生がいないと言うのもちょっと寂しい。結局、腫れも引いているのでもう少し抗生物質の投与を続けようと言うことになった。ま、でもこれで決定だね。もう三井記念病院に来る事は無いだろう。 翌週になって再度前田病院に外来受診。抗生物質は欠かさず飲んでいるにもかかわらず腫れが大きくなって、痛くなってきた。A先生は「これは立派な肛門周囲膿瘍ですね! これなら手術できます!」と太鼓判を押してくれた。先生は、このまま抗生物質を使って様子を見るか、一気に手術してしまうか2つの方法を勧めてくれた。抗生物質で治まる保証は無いし、治まっても再発する可能性が濃厚。なら今やっちゃうのがいいでしょう! ということで、その次の週から第1回目の手術のための入院をすることにした。 ちなみに、痔ろうをほっぽっておくと瘻管が枝分かれして何本にも増殖(これを複雑痔瘻というらしい)し、手術が困難になるばかりではなく、何年も放っておくとガンになるらしい。恐ろしや。 さらに、複雑な瘻管のネットワークが張り巡らされた状態の手術は肛門科でもトップクラスの難易度なんだとか。 秘話:入院の前日は有明で5時間テニスしましたとさ。それほど全く痛みも何にもなかった、ということ。そう言えば、手術の前に苦痛を味わっていない人は術後に味わう、と言われている。。。 |
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