[3]通院(その1)
Part 3 ---- かぶれとの戦い


研修から戻ってくるともう7月。だんだん蒸し暑くなってくる。もうすでにオムツから生理用ナプキンに切り替えたけど、それでもやはり余分に1枚挟まっているからパンツの中が蒸れる。汗っかきだからなおさら不快になる。

不快になるだけならまだしも、だんだんかぶれてきてしまう。そうすると痒くて痒くてしょうがなくなって、つい掻いてしまう。こうなったら悪循環で、かぶれがひどくなる。すると穴の周りが盛り上がって、ちょうど阿蘇の外輪山みたいになってしまう。見事に穴の周りをかぶれが取り囲む。これが痒いの痒くないのって。調子に乗って掻いていると穴の近辺を刺激して痛かったりして。

かぶれはベビーパウダーをつけて対処した。小さいベビーパウダーを買って、常に携帯し、ナプキンの交換のときにお尻にパタパタと。ものの2、3日で治ってしまった。

さて、次回(本番)手術が7月末ということに決定し、いよいよ最終決戦を迎えることになった。今度は大部屋に最初から入れるように婦長さんともネゴをして、会社や仕事関係も余裕を持って調整することができた。さすがに2回目の入院となると手馴れたもの。

最初の手術が膿(病巣)と外皮との間の穴をあけただけなのに対して、本番手術では肛門、病巣、外皮のルートで菌に感染している部分を根こそぎ取り去るのである。詳しいことは分からないんだけど、ある薬品を患部につけると、感染している部位の色が変わるらしい。それを頼りに掘り進むみたい。ま、複雑な痔ろうではないにせよ、一筋縄では終わらなそうな一癖ありそうな痔ろうだから油断大敵。